更にヤマツツジなど29本、追加植樹11・21六国見山定例手入れ http://kitakamayu.exblog.jp/24976961
「六国見山森林公園の里山再生プロジェクト」の目的は、手入れが必要とされているかつての里山・六国見山森林公園を再生し、人と自然が共生できる明るい里山として後世に伝えること。 里山と原生林の混同、古都保存法への誤解、都市部では希少な緑地を求めて北鎌倉に居を構えた市民が多いため、「自然はそのままがいい」との意識が根強い。 このため、実際の手入れと並行して「里山は手入れが必要」との認識を広める広報活動を積極的に展開中だ。 これまでに講演会、シンポジウム、コンサート、北鎌倉ウォッチングを開催し、ブックレット発刊、ネットでの情報発信も心がけている。
【現地の状況】 古都鎌倉の“緑の玄関口”となっている六国見山(ろっこくけんざん)は、里山としての長い歴史を持つ。 平成20年4月1日、その一部が森林公園として開園した。 かつては山頂より六つの国(相模・武蔵・伊豆・上総・下総・安房)が望めたことからその名がついたといわれているが、手入れ放棄で視界が塞がれてしまい、かつての面影は消え失せてしまっていた。 しかし、地道な活動の積み重ねで景観が向上、展望台からは東京スカイツリー、ランドマークタワーなど遠方の展望が開け、これを目当てに鎌倉市内外から訪れる人が増加中だ。 今後も活動を継続し、さらなる眺望の回復を図るとともに、春はヤマザクラ、初夏は新緑、秋はモミジを楽しめる、野鳥の鳴き声と山野草に溢れた里山に再生したい。
六国見山展望台からランドマークタワー、スカイツリーが! http://kitakamayu.exblog.jp/17655641/
【参加主体】 ◇NPO 北鎌倉湧水ネットワーク、NPO法人游風 ◇行政 鎌倉市(+指定管理者の公益財団法人・鎌倉市公園協会) ◇企業 鎌倉すざく(株式会社ベルウッド) マルゲン株式会社(本社・大分市)
【鎌倉版『地域循環圏』のイメージ】 六国見山の間伐材→使捨食器「かまくら和器」→回収して焼却炭化→六国見山の土壌改良 (湧水ネットワーク) (NPO法人游風) (湧水ネットワーク)
【期待される事業の成果】 成果の受益者は特定の個人、団体、企業ではなく地域全体に及ぶ ・里山再生 ・環境保全 ・ゴミの減量化 ・防災 ・六国見山の保水力の維持・強化 ・健康維持(花粉症の被害軽減) ・景観向上 ・生物の多様性の実現 ・漁業振興 ・地域活性化