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記者会見する坂齋明委員長ら |
官民がそれぞれの強みやノウハウを相互に提供しあって「2007年問題」に対応しよう! 団塊世代の大量定年を目前に控え、官民の協働の重要性が叫ばれる中、鎌倉方式とも言うべき新しい取り組みがスタートした。
特定非営利活動法人鎌倉市市民活動センター運営会議(http://www3.ocn.ne.jp/~npo-kama/)、特定非営利活動法人鎌倉シチズンネット(http://www.kcn-net.org/)、北鎌倉湧水ネットワーク、鎌倉市は3月2日、鎌倉市役所で記者会見し、2006年2月20日付で「鎌倉団塊プロジェクト実行委員会」を設立したと発表した。会見には実行委、委員長の坂齋明・鎌倉市市民活動センター運営会議会員、副委員長の小川研一・鎌倉市保健福祉部長らが姿を見せ、最初の事業として、来る5月13日(土)に体験型の団塊世代の「地域デビュー」支援イベントを開催することを明らかにした。
NEWS RELEASE
2006年3月2日
鎌倉団塊プロジェクト実行委員会
「鎌倉団塊プロジェクト実行委員会」設立のお知らせ
−5月13日(土)、「地域デビュー」支援イベント開催−
特定非営利活動法人鎌倉市市民活動センター運営会議、特定非営利活動法人鎌倉シチズンネット、北鎌倉湧水ネットワーク、鎌倉市は2006年2月20日付で、鎌倉団塊プロジェクト実行委員会(委員長・坂齋明・鎌倉市市民活動センター運営会議会員、副委員長・小川研一・鎌倉市保健福祉部長)を設立しました。設立の目的は、市民団体と行政が「協働」して、定年を目前に控えた団塊世代の地域活動への参加を促し、セカンドステージでの生きがいの発見を支援するとともに、その自発的活動を通じて、豊かで活力ある住みよい地域づくりに貢献するためです。
鎌倉市市民活動センター運営会議、鎌倉シチズンネット、北鎌倉湧水ネットワークは昨秋、鎌倉団塊プロジェクトを発足させ、団塊世代の大量定年に起因する「2007年問題」への対応を協議してきました。一方、鎌倉市も今後5年間で取り組む前期実施計画の中に「団塊世代対策支援の推進」事業を盛り込み、行政として「2007年問題」への対応を探ってきました。
市民団体には、定年後の団塊世代を受け入れる地域活動の場があります。鎌倉市には、市民生活に関する行政独自のノウハウがあります。鎌倉団塊プロジェクト実行委員会の設立は、三つの市民団体間で成立した協働の輪を、さらに行政にまで拡大、市民と行政それぞれが持っているノウハウ、強みを相互に提供し合って、「2007年問題」という難問に取り組む試みです。
委員会は今後、団塊世代を対象に、地域活動の事例を掲載した冊子の作成、相談業務、ホームページの開設、シンポジウム開催などを通じて、必要な情報を提供していきます。この活動の一環として、5月13日(土)(市民活動の日フェスティバル当日)に、団塊世代の「地域デビュー」を支援するためのイベントの開催を予定しています。
「2007年問題」をめぐっては、全国各地でさまざまな取り組みがスタートしていますが、市民団体と行政が「協働」でこの問題に対応するのは異例と思われます。「鎌倉方式」ともいえる私たちの新たな取り組みが、目的を達成できますよう、報道関係の皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げます。
*本件に関するお問い合わせ先
鎌倉団塊プロジェクト実行委員会事務局:鎌倉NPOセンター内
電話:0467-23-3000(内線2655)
E-mail:npo@chive.ocn.ne.jp
*鎌倉団塊プロジェクト
http://www3.ocn.ne.jp/~npo-kama/topics/y05/0512fuji/dankai.htm
*団塊世代地域デビュー支援イベント
http://www3.ocn.ne.jp/~npo-kama/dankai/event2006/index.htm
▽鎌倉団塊プロジェクト実行委員会規約
(名 称)
第1条 この会の名称は「鎌倉団塊プロジェクト実行委員会」(以下「委員会」という。)とします。
(目 的)
第2条 委員会は団塊世代の地域活動への参加を促し、セカンドステージでの生きがいの発見を支援するとともに、その自発的活動を通じて、豊かで活力ある住みよい地域づくりに資することを目的とします。
(活 動)
第3条 委員会は、前条の目的を達成するため、次のことを行います。
(1)情報提供(地域活動事例冊子作成、相談、HP開設など)
(2)啓発(シンポジウム開催など)
(3)前号に掲げるもののほか、委員会の目的を達成するために必要な業務に関すること。
(組 織)
第4条 委員会は、特定非営利活動法人鎌倉市市民活動センター運営会議、特定非営利活動法人鎌倉シチズンネット、北鎌倉湧水ネットワーク、鎌倉市によって構成します。
2 委員会の委員は別表のとおりとします。
3 第1項に掲げたもの以外で新たに委員会に加わる団体がある場合は委員会の承認を必要とします。
(役 員)
第5条 委員会に次の役員を置きます。
(1) 委員長 1人
(2) 副委員長 1人
(3) 監 事 1人
2 委員長、副委員長、監事は、委員の互選によって定めます。
3 委員長は、委員会を代表し、議事その他の会務を総理します。
4 副委員長は、委員長を補佐し、委員長に事故があるとき、または委員長が欠けたときはその職務を代理します。
5 監事は委員会の会計状況を監査します。
(会 議)
第6条 委員会の会議は、原則として委員長が招集します。
2 会議は、委員の過半数が出席しなければ開くことはできません。
3 会議の議事は、出席委員の過半数で決し、可否同数のときは、委員長の決するところによります。
(事務局)
第7条 委員会の事務局は特定非営利活動法人鎌倉市市民活動センター運営会議内に置きます。
(委 任)
第8条 この会則に定めるもののほか、委員会の運営について必要な事項は、委員長が委員会に諮って定めます。
付 則
この規約は平成18年2月20日から施行します。
別 表
鎌倉団塊プロジェクト実行委員会規約第4条第2項に規定する委員は、次のとおりとする。
特定非営利活動法人鎌倉市市民活動センター運営会議
理事長 橋 爪 幸 臣
事務局長 渡 邊 公 子
会 員 廣 明 幹 雄
会 員 出 川 克 己(監 事)
会 員 坂 齋 明(委員長)
特定非営利活動法人鎌倉シチズンネット
理 事 杉 本 久 栄
北鎌倉湧水ネットワーク
代 表 野 口 稔
鎌倉市企画部企画課
課 長 小 村 亮 一
課長補佐 茶 木 和 夫
係 長 大 隅 啓 一
鎌倉市保健福祉部
部 長 小 川 研 一(副委員長)
次 長 安部川 信 房
鎌倉市保健福祉部高齢者福祉課
課長代理 宮 崎 順 一
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